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役者個性が味わい深いドラマ。「リバースエッジ 大川端探偵社」 [映画]

こんにちは。

そしてアケマシテオメデトウゴザイマス。

さて、相変わらずマイペースに過ごしているわたくしではございますが、

今年から普段より”若干”ではありますが流れの早い川で泳ぐことになりそうです。
”若干”ではありますが、泳ぎの得意ではない私は油断しているとすぐに溺れてしまうので
力強く、泳いでいきます。

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僕が小学生のとき、「名探偵コナン」が登場しました。
1巻目を読んだ後の衝撃といったら当時の幼心をくすぶるものでした。

探偵という響きのいいカッコイイ名前。
毒物などに詳しい知識。
主人公コナンが扱う開発道具の数々。

もう当時の僕は探偵になりたすぎてなりたすぎて、自分で7つ道具を作ったり、
漫画に出てくる薬の知識をノートにかき集めたりしていました。

今でも、探偵事務所開いてみたいなーなんて思うのはその頃の気持ちがまだ残っているのでしょうか。



役者個性が味わい深いドラマ


リバースエッジ 大川端探偵社

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あらすじ

大川端探偵事務所の調査員村木は、これから事務所に訪ねてくるであろう依頼者の夢をみてしまう体質の持ち主。

毎回、多種多様な普通の内容ではない依頼主が訪れる。


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曲者な役者をやらせたら日本代表間違いなしのオダギリジョーさんに、
近年はアウトレイジなどで今だ迫力でも衰えを感じさせない石橋蓮司さん。
グラマーなメグミ役には、『暗闇で手を伸ばせ』で体当たりな主演をつとめた小泉麻耶さん。



このドラマ、作りがものすごくシンプル。
探偵社の三人と、依頼人のお話。



大船に乗ったようにゆっくりと構える社長(石橋蓮司)はこのドラマを優しく包みこんでいる役割をしています。
決して急がず、慌てず、探偵社も依頼主も、そして見ている視聴者を社長のマイペースに持ち込んでしまいます。


メグミ(小泉麻耶)は基本テキトーなお色気女子ですが時折素敵な行動をとってくれる大川端探偵社にかかせないスパイス。
もちろん彼女も、依頼主にもそして僕たち視聴者にも大サービスです。


そしてオダギリジョー演じる村木はタバコの煙がよく似合う。
いっつもダルそうだけど、どこかに優しさを持っていて、でも謎だらけで、でも仕事には忠実。


気だるい顔をしながら、静かに、そっと依頼を請け負い”探偵”する姿は、
まるで僕たち視聴者が探偵になったかのようになるぐらい、村木という男の存在が静かに気配を消しているような錯覚になります。


依頼内容は様々。

”鏡から隣の部屋を覗けるラブホテルを探してほしい”

”遊園地の場内アナウンスの声の人に会いたい”

”ヤクザ同士の決闘の判決をしてほしい”

など。

時にはエロく、時には悲しく、ときにはファンタジー、ときにはどうしようもなくやるせなく、
ときには優しさが溢れる依頼内容の展開は、目が離せないというよりは、ものすごく心地良く落ち着いて見られるドラマだなと。


ドキドキするとかそういったものじゃなく、どこか完全に客観的に観れてしまう。

ジェットコースターのような感情の躍動感があるわけでもないのです。

それでも、とても面白いドラマです。

お酒を飲みながら、タバコを吸うかたは吸いながら、真っ暗な中、ソファにもたれかけながら、ゆったりとみてほしい作品です。



最後に、

EGO-WRAPPIN実際の探偵社で主題歌を歌うオープニングがとても渋くてかっこいいです!
これは何度見ても飽きなかったなぁ。

なんか吸い込まれてしまうオープニングですよね。素晴らしい。


第1話 予告編です。


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