主人公が一言も喋らない映画 『弓』 [映画]
こんにちは。
昨日久しぶりに弟から電話があって、『結婚式で飲んでいて、迎えに来れない?』と。
たまには兄貴らしいことをしようと思ってすぐにOKを出して迎えに行きました。
久しぶりに弟と話しました。
もう僕らもいい歳です。
会話も大人なわけですね。
弟はボクとは正反対の性格で、正反対の人生を歩んでいます。
子供ももう2人もいて、家も買って、というある意味理想の人生を歩んでいっているわけですね。
自由奔放なボクとは違い、弟は真っ直ぐな道を歩んできて、これからも歩んでいくことでしょう。
兄として、本当に出来るだけ応援します。
昔は格闘ごっこや、カードゲーム、スーパーヨーヨーなど子供の流行を二人で乗り越えていきました。
懐かしい。本当に懐かしいなぁ。
はー、今じゃダメな兄貴だ(笑)
*********************************************************************
主人公が一言も喋らない映画
『弓』
5、6年前に観た映画を久しぶりにみてみました。
映画が好きになるきっかけを作ってくれたのはこの「弓」という映画だった気がします。
そういえば、いつからこんなに映画をみるようなったのだろうと、ふと思いました。
わからん(笑)
ただ、この弓を観て、ボクの中の映画の世界が格段に広がったというか
観賞的にも
制作的にも
ボクの中で様々な映画の可能性がとても広がった大切な映画なんです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あらすじ
海上で釣り人達の釣りスポットを提供する船があった。
そこでは老人と少女が暮らしていた。
どこからか捨てられていた少女を連れ育てて来た老人は、少女の17歳の誕生日と共に訪れる結婚を夢みていた。
しかし、釣り客の大学生の生年に少女は心を奪われる。
その日から、老人と少女の間に溝が生まれてしまう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この映画、とにかく主人公の老人と少女は一言も喋りません。
魅力も見所も、これに尽きると思います。
あらすじからしても、「え?喋らないの?」「どうやってストーリー進んでいくの?」と
思うかもしれませんが、しっかり進みます。
そして、「台詞がないなら退屈な感じなんじゃないの?」とこれもまた思われるかもしれませんが
全く飽きません。
これは約束します。
全く飽きません。
だからすごい。
主人公が喋らなくても、とても面白いんです。
表情、目線、そして弓。
台詞なしのこの3つで感情を完璧に表現しています。
現代の映画で、主人公の台詞がなくても映画って作れてしまうんだ!と。
そして更に、とてもおもしろいのか!と。
これだけで映画の可能性がかなり広がってくる。
登場人物もあらすじの通りとてもシンプルで
老人、少女、青年、そしてあとは釣り客なチラホラと。
そして舞台は船の上。それだけ。
このシンプルな材料でこんな素晴らしい映画ができるなんて。
アッパレ。
蒸し暑い夜がこれからやってきます。
なかなか寝れないなぁ。と、一本映画観ながら寝ようと思っている方には
是非オススメしたい映画。
観ていて疲れないですし、劇中に沢山登場する音楽も素敵で癒されます。
そして静かな映画なのに、巧みに感情が溢れていて、観ながら寝ようと思ったのに
いつの間にか引き込まれてしまう映画です。(寝れねーじゃん!!)
老人と少女の、物語が進んでいくほどお互いに向ける目、表情、そして弓が変わっていきます。
その変化から来る感情表現は、観ている人を魅了することでしょう。
本当にシンプルで静かだけど、とても引き込まれていく魅力が溢れる作品です。
夏の眠れない夜に是非観てみてください。
Hwal - The Bow 投稿者 hakaider
ネタバレ専用ブログです。
自分の吐き出したいことテキトーに書いています。
http://eiganituite.blog.jp/archives/9311141.html
昨日久しぶりに弟から電話があって、『結婚式で飲んでいて、迎えに来れない?』と。
たまには兄貴らしいことをしようと思ってすぐにOKを出して迎えに行きました。
久しぶりに弟と話しました。
もう僕らもいい歳です。
会話も大人なわけですね。
弟はボクとは正反対の性格で、正反対の人生を歩んでいます。
子供ももう2人もいて、家も買って、というある意味理想の人生を歩んでいっているわけですね。
自由奔放なボクとは違い、弟は真っ直ぐな道を歩んできて、これからも歩んでいくことでしょう。
兄として、本当に出来るだけ応援します。
昔は格闘ごっこや、カードゲーム、スーパーヨーヨーなど子供の流行を二人で乗り越えていきました。
懐かしい。本当に懐かしいなぁ。
はー、今じゃダメな兄貴だ(笑)
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主人公が一言も喋らない映画
『弓』
5、6年前に観た映画を久しぶりにみてみました。
映画が好きになるきっかけを作ってくれたのはこの「弓」という映画だった気がします。
そういえば、いつからこんなに映画をみるようなったのだろうと、ふと思いました。
わからん(笑)
ただ、この弓を観て、ボクの中の映画の世界が格段に広がったというか
観賞的にも
制作的にも
ボクの中で様々な映画の可能性がとても広がった大切な映画なんです。
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あらすじ
海上で釣り人達の釣りスポットを提供する船があった。
そこでは老人と少女が暮らしていた。
どこからか捨てられていた少女を連れ育てて来た老人は、少女の17歳の誕生日と共に訪れる結婚を夢みていた。
しかし、釣り客の大学生の生年に少女は心を奪われる。
その日から、老人と少女の間に溝が生まれてしまう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この映画、とにかく主人公の老人と少女は一言も喋りません。
魅力も見所も、これに尽きると思います。
あらすじからしても、「え?喋らないの?」「どうやってストーリー進んでいくの?」と
思うかもしれませんが、しっかり進みます。
そして、「台詞がないなら退屈な感じなんじゃないの?」とこれもまた思われるかもしれませんが
全く飽きません。
これは約束します。
全く飽きません。
だからすごい。
主人公が喋らなくても、とても面白いんです。
表情、目線、そして弓。
台詞なしのこの3つで感情を完璧に表現しています。
現代の映画で、主人公の台詞がなくても映画って作れてしまうんだ!と。
そして更に、とてもおもしろいのか!と。
これだけで映画の可能性がかなり広がってくる。
登場人物もあらすじの通りとてもシンプルで
老人、少女、青年、そしてあとは釣り客なチラホラと。
そして舞台は船の上。それだけ。
このシンプルな材料でこんな素晴らしい映画ができるなんて。
アッパレ。
蒸し暑い夜がこれからやってきます。
なかなか寝れないなぁ。と、一本映画観ながら寝ようと思っている方には
是非オススメしたい映画。
観ていて疲れないですし、劇中に沢山登場する音楽も素敵で癒されます。
そして静かな映画なのに、巧みに感情が溢れていて、観ながら寝ようと思ったのに
いつの間にか引き込まれてしまう映画です。(寝れねーじゃん!!)
老人と少女の、物語が進んでいくほどお互いに向ける目、表情、そして弓が変わっていきます。
その変化から来る感情表現は、観ている人を魅了することでしょう。
本当にシンプルで静かだけど、とても引き込まれていく魅力が溢れる作品です。
夏の眠れない夜に是非観てみてください。
Hwal - The Bow 投稿者 hakaider
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