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映画『火車 HELPLESS』 [映画]

久しぶりの更新となってしまいました。

おはようございます( ´ ▽ ` )ノ

先月、仕事の現場で先輩に久しぶりに叱られました。
この歳(といっても20代ですが)になっても叱ってくれる方がいるということはとても幸せだと思います。
年をとっていくと、人はその分言い訳をする生き物になっていくし、なかなか人の言うことをうまく聞けなかったりします。

でも、そこを踏ん張って言い訳をしなかったり、自分と向き合って素直に反省したり、同じ過ちを2度と繰り返さないよう努力したりする行動をどんなに歳をとってもできるようになれば、必ず自分にプラスとなって返ってくる。

そんな貴重な経験を久しぶりにすることができました。

ありがとうございます。

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映画『火車 HELPLESS』

相変わらず定期的に韓国のヒューマンホラーモノを観続けています。

この『火車』なんと日本の小説家宮部みゆきさん原作だったのです。
その原作が韓国で映画になりました。
(日本ではドラマになったみたいですが)


あらすじ
結婚式を控えて両親に挨拶へと向かう道の途中、パーキングエリアでコーヒーを買い車へ戻ったが、助手席には婚約者(彼女)が乗っていなかった。そこまま突然姿を消した婚約者。男(彼氏)は婚約者の行方を捜す中で彼女の名前も経歴もすべてが偽りであったことを知る。
彼女を捜せば捜すほど、残酷な、悲しい事実を知っていくことになる。

(原作と映画ではテーマの設定や内容が少し違うようです。原作では借金やお金に翻弄される女性の姿に迫ったテーマ)



韓国の俳優さんや女優さんの演技力や、映画の取り方に僕はずっと前からハマってしまっています。

日本との違いを素人的に挙げると、まず韓国の俳優さん達の目、無表情。
日本人はやはり無表情でも愛嬌があると僕は思っている。悪くいうと、あまり迫力がないように思える。

韓国の人の無表情の作り方は、とにかく"冷徹"黒目に力がこもっている。
そこにボクはドンハマりしてしまった。
そして撮り方。視野がものすごく狭い。
人を最大限に写し撮っていて、無駄な背景をあまり映さない。

そうすることによって、自分の目の前で出来事が起こっているかのような視点で映画を観ることができる。

つまり、ものすごく臨場感がありドキドキハラハラさせてくれるんです!!



この物語は、生きたい、幸せになりたいという執念から生まれた。

どうして自分は幸せになれないのか?
幸せになったらダメなの?
ダメじゃないでしょ?

幸せになるためだったら、なんでもしてやる。

そして彼女は人間という器から魂を抜き取った。

いや、ほんの少し最後の部分は抜き取れていなかった。

とても辛かったと思う。

自分でやっていることは間違っている。おかしい。

アタマが狂いそうになる。

狂った。

でも、こうする以外に方法がなかった。

絶対、絶対に自分にだって幸せになる権利はあるはず。

やっと見つけた場所。





本当はずっと愛されたかった。



これまた最後のシーンも韓国映画史上に残る名演技でしょう。


このシーンを観たとき、ガチで鳥肌が止まりませんでした。


この迫力を出すことのできる日本人女優は、今のところ思い浮かびません。


またちょこっとグロテスクな描写がありますが、苦手ではない人は是非見てみてください!!

「火車 HELPLESS」



いやぁ、マジ面白かった。。。。

本日もここまで読んでくださってありがとうございます★
またよろしくお願いします(^^*)
タグ:映画 火車
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