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小説は感情の宝庫。『子どもたちは夜と遊ぶ』 [映画]

こんにちは。

後輩の子供が、僕にとって人生で最高峰ぐらいに懐いてくれていてとても嬉しいです。

こんなに子供は可愛かったのか!
と自分の今までの子供嫌いがどっか行ってしまいました。

更にはその子が、こんな僕に会いたがってるなんて言ってくれてるらしく、とても嬉しいです。


昨日から天気が崩れていきなり寒くなってきました。

気のせいか、周りで咳き込む音が多く聞こえるようになったかな。

みなさん、季節の変わり目です。


お体ご自愛ください。


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小説

『子どもたちは夜と遊ぶ』

著者:辻村深月

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僕は小説を買うときに、表紙をみて買います。

表紙と、タイトルがマッチしてたら買っちゃいます。


あと、基本的に(上)(下)に分かれているものすごい長い小説は読みません。

『小説にそんな長い時間かけてられるかー?』って思うからです。


この『子ども達は夜と遊ぶ』は友達の紹介で読みはじめました。

本当は別の作品をオススメしたかったらしいのですが、その作品の前作が少し繋がっているというので、僕もその前の作品から読もうと思ったわけです。

それが『子ども達は夜と遊ぶ』です。


書店で見つけて、僕はそこではじめてその本が上下巻あるというのを知って、


マジかよ…
長え?読むのむんどくせ?…と思ってしまいました(ごめんなさい)

しかし、そんなことを思った自分は一体どこに行ったのか。

僕はこの小説を歩きながら読み進めていったほど度ハマりしてしまったのです。



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あらすじ

1人の受験生の失踪から始まったゲーム。『i』に会うため……、ゲームが終わったら『i』に会える。そう信じて次々と『i』との殺人ゲームを進めていく『θ』だが、次第に彼の心は疲れていく。このままゲームを続ければ、周りの友人が悲しむのは必定、そうと分かっていても『θ』にはそれが出来なかった。一方通行の片想い、掛け違った恋のボタン、残虐な殺人ゲームの結末は……。
(参照:Wikipedia)


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小説は感情の宝庫です。

こればかりは、どの芸術作品も未だ勝てない。と、思っております個人的に。

文字から連なる文章が、最強です。



登場人物はほとんどが皆大学生。

このぐらいの年頃の登場人物が出てくる小説が僕は大好きです。

若くて、勢いがあって、まだ思春期も残っていて、悩んで、大抵の物事はわかっていて、葛藤して、恋を思う存分楽しんで、仲間が出来て。


そんな世代から織りなしてゆく物語が、好きです。


あらすじを見ての通り、残念ながら(?)
いわゆる純粋な青春小説ではありませんが、登場する人物達はみな青春を生きているはずです。


小説は感情の宝庫ということで、この小説は僕が読んだ本の中でも、様々な感情表現が散りばめられている上位作品です。

登場人物それぞれの立場から放たれる愛や悲しみはまるでオーケストラのようです。(なにがオーケストラだよ…)


愛、友情、孤独、忘却、憎、怒、悲、死、様々な感情を経験した先には何が待ってるのでしょうか。


相変わらず何も面白い紹介が出来ていないのですが、
こいつ何を言ってるんだと思われていることは百も承知ですが、

この小説が面白いことは500%事実です。


とりあえず何かに没頭したいと思っている方。

是非この小説を読んでみてください。

人の人生を読む。

小説の醍醐味ですね。



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