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映画『少年は残酷な弓を射る』 [映画]

こんにちは。

まだ、蝉が泣くほどの季節にはなっていないようです。

そりゃまだ梅雨空けしていませんもんね。


みなさん、大人のみなさん、虫は好きですか?


ボクは子供のころ大好きだったんですけど大人になってから

如何せん無理な人間になってしまいました。



これってとても不思議ですよね!!


そう思いませんか?


昔は超積極的にセミとかジャンジャン捕まえにいったものですけど

今じゃちと無理だ・・・・・



情けなくてごめんなさい。


てなわけで一つのエピソードを。


**あ、これグロ注意??かもしれません・・**
**虫ダメな方、飛ばしてください。**


ボクは子供のころ虫が大好きで、特に夏の蝉の抜け殻が大好きだったんです(笑)


あの完成された模型みたいな感じがものすごく好きだったんですね。


ちょうど小学生2、3年生の頃ボクは当時世田谷区の三宿というところに住んでいて
(今じゃ芸能人お住まい御用達の地域ですね、住んでいたかった!!)

なかなか蝉の抜け殻が集められなかったんです。


それを田舎に住むおばぁちゃんに手紙か何かに書いたのかな?蝉の抜け殻が大好きで集めていると。

そしたら1週間後ぐらいに宅急便でお届けものが。もうみなさんわかると思うんですけどww



靴箱が届きまして、中には蝉の抜け殻がぎっしり入ってたんですよww


ボクは当然大喜び!!ww


この頃から頭イかれてたんですねww



みなさん、蝉の抜け殻にはご注意を。




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映画『少年は残酷な弓を射る』


監督 リン・ラムジー

出演 ティルダ・スウィントン   ジョン・C・ライリー  エズラ・ミラー




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あらすじ

自由を満喫しながら生きてきた作家のエヴァは、妊娠を機にそのキャリアを失うこととなる。

本意ではない妊娠からか、生まれた息子ケヴィンとの間には溝のようなものが出来てしまう。

ケヴィンも母親であるエヴァに対し心を開くことはなく、むしろ憎悪に近いような視線を子供

の頃から送るばかり。

そのまま母親に完全に心を開くこともないまま成長していったケヴィンはとんでもない行動に

出るのだった。


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小説が原作。


独特の映像表現で、小説と同じような時間軸(現在・過去)を交互に映像に織り交ぜて


最後まで明確に何が起きるのかわからずとてもスリルのある映画だった。






主人公の母親のエヴァンの現在と、家族にどいうい経緯があったのか、という場面を織り交ぜて


物語の時間が進んでいくごとに過去何があったかが明らかになっていきます。







母親のエヴァンの表情が全てを物語っていて、観ていると辛くなる。


彼女が笑うシーンがあると心から、観ている自分が安心するのがわかるほど、彼女の表情は

観ている人間になにか突き刺さるものがあります。






母親と息子という、人間と人間の物語。



小説が原作ということで


当たり前なことを言いますが、小説のほうがもっともっと様々な部分がダイレクトに明確に

伝わっているのだろうなぁと思いました。

(映画ではところどころ曖昧になっている部分があるので)






本作はとても赤い。


赤いペンキ、赤いジャム、赤い爪、ぬいぐるみ、トマト祭、光、ポスター、時計、ほとんどが赤を基調に

映像が作られており、まるでそれが警告のような、何かを感じさせる、察知しなければ

いけない、かのような心理的な要素を含んだ狙いが何かあるように思えました。



そのせいもあってか、ホラー映画というわけでもないのに、観るものに緊張感を与えます。


もちろん、母親のエヴァの表情、そして息子のケヴィンの母親を見つめる目、態度、行動からも

ホラー要素の緊張感が伝わってきます。

よく考えると息子と母親のこの二人の関係性や演技でこれほどまで緊迫感がある物語は
なかなかないのではないかと思いました。





この映画を、”美しい”と呼ぶのでしょうか。






決して”哀しい”映画ではないと思います。





最後のシーンまで目が離せないこの映画。





みなさんはどんな解釈をこの映画に見いだすのでしょうか。




そういえば、息子のケヴィンは何故こうも母親に対してこんな態度で生まれてきてしまった
のだろうか。

母親の妊娠が本意ではないことがお腹の中にいるときに伝わってしまったのだろうか。

もしそうだとしたら、本当に気をつけなければいけないことだと。思っ。た。

*ネタバレ専用ブログ*
自分の吐き出したいことをテキトーに書いてます。
http://eiganituite.blog.jp/archives/8565933.html


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