SSブログ

あたらしいものは必ず存在する。 映画『青い塩』 [映画]

遅ればせばがら、明けましておめでとうございます!!

みなさんは年末年始といかがお過ごしでしたか??

ボクは本当にダラダラと31日と1日を過ごしていました。

初詣は京都の伏見稲荷大社というところに行きました!!(深夜3時頃)


出店もチラホラ出ていて、何よりボクにとって珍しかった光景が、

普段は深夜に空いているはずのない個人店の喫茶店や居酒屋がオールナイト営業をしていたことです。(神社近隣の商店街)

ほとんどのお店が満席近かったです。


地方だと特に深夜は静まり返ってしまう商店街が営業してるって、いいですよね。

安心します。


近畿地方では最大の参拝者数、そして全国参拝者数は第5位みたいです!!

京都で初詣される際は是非オススメの場所ですね☆




***********************************************************************************************



映画『青い塩』


新年最初の映画は韓国映画の『青い塩』です。


いやいや、また素敵な映画に出会えました。


映画通の人からすると、ストーリーやあらすじは ”よくある話じゃないか” と思うかもしれない。

写真や芸術作品全般に言えることだけども、作風が”似ていたら”何か悪いことがあるのでしょうか。


似ているところがあるかもしれないけど、演じている人間や写っているものや要素は必ず違うわけで


その微妙な科学反応が ”似ている” という台紙にどうスパイスを与えていくのかなというのが面白いじゃありませんか☆


話はソレマシタガ。



いい映画です。







あらすじ

元伝説のヤクザ、ドゥホンは組を辞めて、亡き母親の故郷でレストランオープンを目標に料理教室に通いはじめる。
その料理教室にセブンという少女が現れ、二人はゆっくりと心を交じあわせる。
しかし、セブンがドゥホンの前に現れた理由は彼の動向を監視するためだった。
なぜ彼女は彼を監視しているのか。
彼女は何を隠しているのか。
ゆっくりと酷な真実が明らかになる・・・








この映画は、主人公の二人(元ヤクザ・ドゥホンと謎の少女・セブン)の心情が物語全体に主に映し出されています。


20は年の離れている少女とおじさん。
二人は料理教室で出会う。彼女は任務で、彼は夢を叶えるために。
任務のため、深い関わりを持たないよう無愛想を作る彼女。
持ち前の明るさで相も変わらずな呑気な態度をとる彼。
次第に二人が過去や未来を明らかにしていく。
そして二人は共に時間を交合わせていく。
この出会いが普通の出会いだったなら……



見所は、セブンの心情がとにかく丁寧に描かれています。


任務によるドゥホンとの出会い。自身に降り掛かる不幸。ドゥホンとのゆるやかな時間。そして酷。涙。


まさに喜怒哀楽を表現した演技。
本当に本当に見事に演じた彼女に拍手を送りたいです。


あんなに悲しく愛しいスコープの演出は観たことがなかった。

一番好きなシーンです。




対するドゥホン。彼は元伝説のヤクザゆえに、全てを悟り、優しく、包み込むようにセブンを理解する。
その姿は、その表情は、観る者に安心感や信頼を与えてくれます。
終始見せる少女への優しさは見所です。






結末に賛否両論はもちろんありますが、ボクはこの結末でよかったと心から思いました。


この二人を是非映画を観て見届けてほしいです。




























最後のシーンはもの凄く映像がキレイです。


あのシーンはシーンの内容とは裏腹にすごく美しいものでした。


本当にいい映画だったなぁ。


”恋愛”ではなく、”惹かれる”という言葉もまた違う。








恋愛の色ってなんだと思う??


君が思う色はもしかしたらピンクかもしれない。


でも青かもしれない。


もしかしたら黄色や黒かもしれない。


そうしたらその色の”恋愛”は、人が思い浮かべる色によって全く違う意味のものになるかもしれないですね。































タグ:青い塩
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。