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桐島が誰なのか探す映画,『桐島、部活やめるってよ』 [映画]

監督 吉田大八
脚本 喜安浩平
   吉田大八
原作 朝井リョウ
『桐島、部活やめるってよ』

主な出演  神木隆之介  橋本愛 

『桐島、部活やめるってよ』

なんだかすごいタイトルですね。

”すごい”ってわけじゃないんですが、このタイトルで映画が作られることがすごいですね。

たとえば、有名な映画をあげると
『アルマゲドン』とか、『ソーシャンクの空』、『バトルロワイヤル』とかタイトルもどでかいし映画のスケールも大きい。

でも『桐島、部活やめるってよ』ってとても、とても小さな世界のタイトルですよね。

たった一人の人間が、部活をやめる。

この小さな小さな世界のタイトルで映画が作られる。

これってすごいことだと思いませんか?


ちなみに映画の内容は

ある日突然日本全国の”桐島”という苗字の高校生がいっせいに部活をやめてしまうという不可解な出来事が起きます。

この集団自殺ならぬ集団退部は何が引き金なのか?

桐島の呪いなのか?
それを探っていく物語です。















本当ごめんなさい。
嘘です・・・・・・

物語の内容嘘です。
全国いっせいに桐島くんが部活やめるっていうの、嘘っす・・・・

ごめんなさい・・・・
調子乗りました・・・・・





いやマジでごめんなさい。



内容はですね(笑)

バレーボール部のエースキャプテン”桐島”がある日突然部活をやめるという噂が流れる。誰にも相談せずに、いきなり。

周りのみんなはそのことに振り回される。

桐島の恋人、桐島と同じ部活のメンバー、桐島の友人。

桐島が?どうして?


そして物語の最後には”衝撃”のクライマックスを迎える。




この映画の見所は”学校”という閉鎖的な空間にいる人間の心情をうまく映していることだと思います。
ボク達も高校生や学生を経験してきているし、今経験している人もいるでしょう。

華やかな運動部に所属している人は、パソコン部などの(世間ではオタクと呼ぶ人もいる)人が何に興味を抱き、何に興奮して生きているのかわからないはず。

その逆もそう。

みんな自分が主人公で生きている。
その中で他人とうまく関わろうとしたり、関わることを避けたり。
そしてまたその中で自分の生き甲斐や拠り所を見つけて生きていかなけらばならない。

学校でね。


こうやって小さな世界が映画になるって、とても素晴らしいですよね。

撮り方や人物の心情を細かく細かく撮ることによって、小さな世界が誰もが興味ある世界に変わっていく。

だから映画って面白いですよね。



台風が近づく日本列島。
芸術の秋。

仲間や大切な人を家に呼んで、映画をみましょう★

今回もここまで読んでくださってありがとうございます!!








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コメント 1

足元にバナナが


素敵な解説ありがとうございます。
いや、実際な話、管理人さんが書いた日本全国の桐島がやめる方が見たいです。はい。
うーむ、なんでしょう。思ったより映画な映画で悪くはなかったのですが、
何か小さいというか、なんというか。
とにかく長かった。
by 足元にバナナが (2015-02-23 21:28) 

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