大切な映画『今度は愛妻家』 [映画]
大切な映画『今度は愛妻家』
大切なことって、なくなってから気づくことって結構多いですよね。
どうしても人間は、『慣れ』が来てしまうもの。
それは自分の生活環境に必ず訪れる。
最初は当たり前と思わなかったことが、当たり前になって感謝や尊敬がなくなってしまったり。
人に対して、物に対して。
その他にも様々なものに対して必ず訪れることだと思います。
今回紹介する映画は、夫婦のお話。
夫はカメラマン。
妻は主婦。
正直この映画、少しでも内容を話してしまうとかなりのネタバレになってしまうので、ほんの少し、ほんの少し。
夫は二人の生活に飽きがきてるのか、妻と旅行に行ってもめんどくさがって外にも出ず。
妻が夫の身体や健康を気遣う行動にも、乱暴にあしらってしまうばかり。
それでも妻は夫を沢山愛している。
夫は、どうなんだろう。
いつか、そんな。
僕が好きなシーンは、
夫役の豊川悦司さんが妻役の薬師丸ひろ子さんの写真を撮るシーン。
フォトグラファーという本能が出たのだろうか。
あのときの豊川悦司さんの演技。すごい。
『ガチャン』ってスイッチが入ったあの感じ。
カメラを持った姿、眼、声のトーン。全てが変わった瞬間。
あ、最前線で活躍しているフォトグラファーって、こうやってスイッチが入るんだなぁと思ったほど。鳥肌でした。
フォトグラファーとしての夫が愛する妻を撮るときって、きっと世界で美しい瞬間ベスト58には入ると思うです。
あのシーンは日本映画ベストシーン15には入れたいです。
最後のシーンは涙が止まらないはず。
寒くなってきて、人肌が恋しくなってきました。
恋人、妻がいる人、大切な人がいる人。
いない人もこの映画を観て人間の温かさを感じてください。
少し、真面目に書きました(笑)
てかマジで観てみてください!!
タグ:今度は愛妻家 感想
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