こちらも賛否両論!?映画「クリーピー 偽りの隣人」 [映画]
こんにちは。
暑いですね。
気がつけば夏がはじまりました。
梅雨はまだ明けていないのに、
関東では水不足が心配されるほど雨が降りません。
今年の夏の予定はみなさんいかがですか?
海に山。遊園地。花火。お祭り。
夏は気持ちも開放的に。
お察しのとおり何を嘆けばいいか思いつきません。
かき氷。
アイス。
風鈴
・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・
暑いですね
———————————————————————————————————————————————
こちらもかなり賛否両論!!!???
クリーピー 偽りの隣人
監督 黒沢清
出演 西島秀俊 香川照之 竹内結子 東出昌大 川口春奈
みなさんは引っ越しってしたことはありますか?
僕は子供のころ転勤族だったことも含め、大人になり一人暮らしをしてからも3回ほど引っ越しをしました。
はじめての一人暮らしのときに、お隣には挨拶に行くものだと思って(子供の頃の引っ越し先は全て社宅だったため、母とよくお隣などに挨拶に行っていたので)律儀にデパートで”つまらないもの”を3つ買って、両隣、下の階の部屋の人に挨拶に行きました。
しかし、、これ嘘偽りなしで3部屋とも人が住んでるはずなのに出なかったんですよね・・・
2回ほど時間をずらして行ったりしたのですが、出ませんでした。
たまたまタイミングが悪かったのでしょうか。
ただ今の御時世お隣に挨拶なんてしませんよね。(するのかな・・僕はそれ以降しなくなりました)
ましてや人によっては同じマンションの住民とエレベーターに乗るタイミングが一緒になりそうになったらわざと乗る時間をズラして一人で乗るなんて人も結構多いと思います。
時代が物騒になったことも手伝って、やはりどんどんそういった住居に関しては閉鎖的になってきていますね。
あらすじ
元刑事で犯罪心理学者の高倉は、6年前に起きた一家失踪事件について分析を求められる。
そして失踪事件の唯一の生き残りである長女と出会う。
一方高倉が妻と新しく引っ越してきた家の隣人西野は、どこか奇妙な様子の家族だった。
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結構前にこのブログで紹介した西島秀俊さん主演の映画「CUT」。
この映画もかなり賛否両論でしたが、今回のクリーピーもみなさんの映画レビューを観てみると意見がバラバラでした。
西島秀俊さん・香川照之さん
ドラマ「ダブルフェイス」をはじめ、MOZUシリーズ、そしてドラマ「流星ワゴン」に続きもはや日本ドラマ界で最強タッグと言っても過言ではない二人。
基本的に厳格な演技の西島さんに対して、毎回变化する演技を見せつける香川さんをぶつけていくこの二人のスタイル。
この映画の予告編をみてみると、相当に不気味な香川さんが合間観ることができますが、見事に変人ぶりを演じきっています。
香川さんの变化ぶりはこの映画の大きな見どころの一つですね。
対する西島さんはいつものように”西島さんが演じる役者さん”ですが、今回はセリフ(脚本的要素)に少し甘みが出ています。
MOZUと流星ワゴンが混じっている雰囲気ですね。
さて賛否両論となっておりますこの映画、
”ダメな人には本当にダメな映画”
”高い評価する人はとことん高い”
という印象でした。
映画について、評価が分かれる要素として大きく2つあるのかなと。
1つは
「映画」というものは自分の中で完結・理解を深めていくものと思っている人。
2つ目は
「映画」は映画の中でしっかりと鑑賞者が理解できるように全てを演出するべきだということ。
この2つ。
この大まかな2つに観る人も分かれるため賛否が分かれるわけですね。
評価が高い映画というのは
この2つが良い割合で交じり合っているものだと思います。
(あくまで大衆的に”評価が高い”という点で)
そして今回の映画「クリーピー 偽りの隣人」
というよりは「黒沢清」という映画監督はあまり物語の中でいちいち繊細な詳細を描きたがらない・映さない監督です。
評価が高い人は揃って、黒沢清監督の”あまり詳細を描かない”という演出を知っている方が多いですね。
そして”それこそが映画なんだ!!”という方の意見です。
逆に、否定派の意見としてはそのまま
その繊細な詳細を描きたがらない・映さないことに対して否定的な意見が多いですね。
そういった要素が否定派の方には”不親切”と感じるようです。
おっとっと、、、話が映画の内容からレビュー評価みたいな内容に変わってしまいました・・・!
どうやってこの映画に飛び込んでいくかは、アナタ次第!!!
西島さん・香川さんという名コンビが出ているので話題はこの二人にどうしても目がいってしまいますが、脇を固める俳優陣にも注目です。
竹内結子さん
かなり個人的な見解ですが、もはやこういった映画に竹内さんが出ている時点で奇妙な気がするのは気のせいでしょうか。
今回黒澤監督や出演者を一番驚かしたのも竹内さんだと話がありましたね。
作中のシーンで(これは予告編でも映ってます)竹内さんが叫ぶシーンがあるのですが、その演技を役者・監督・スタッフとも撮影で見守っているわけですが、その叫び方がみなさんかなり驚き印象深かったそうです。
実際に僕も映画館で観ていましたが、驚きました。
なんだろう。驚き。恐怖。違和感。
こう身体の奥が変にざわざわする感覚が、彼女の演技を観ていて、聴いていて芽生えました。
監督の話によると、その演技の前に竹内さんに「内側に向って叫びますか?外側に向ってですか」と言われたそうです。
監督の答えは「外側でお願いします」と。
そしてその答えが映画の中の演技だったのです。
いやぁしびれる。かっこいい。
川口春奈さん。
彼女の演技をほとんど目にしたことがなかったのですが、今回観て印象深かったのがとても堂々としていたということ。
恐らくまだ女優さんの中では新人の部類だと思うし(違ったらすみません)そこまで大きく評価されている女優さんではない(違ったら本当すみません)と思うのですが、とても堂々としていた。
出演シーンは限られているし、西島さんと東出さんとの共演シーンしかないですが、”しっかりその場は自分のものにしていた感”が強く出ていてとても印象的でした。
実は一番不気味に感じていた東出昌大さん。
西島さん演じる高倉の元同僚で、現在も刑事・野上演じる東出昌大さん。
僕は個人的に映画「クリーピー演技大賞」をあげるなら、この東出昌大さんにあげたいぐらい演技が素晴らしかったです。
”謎を追いかける刑事・野上”として公式HP上でも紹介されていますが
僕は野上自体が謎めきすぎて、一番注意をして観ていた人物でした。
その理由は映画上の野上を観ていればわかることでしょう・・・・
映画「ソロモンの偽証」で主役に大抜擢された藤野涼子さんもこの映画ではかなりのキーポイントになっています。まだ16歳ということで、しばらくは学業を優先にして俳優業を続けていくそうです。16歳・・・若い。未来が楽しみな女優さんです。
ズラズラずらずらと書いてしまいましたが、映画は楽しく観るのが一番です。
サスペンス・ホラーですが色々とツッコミを入れて面白く観るのもよし!
展開に気持ち悪さを感じてドキドキするのもよし!
是非!!!
暑いですね。
気がつけば夏がはじまりました。
梅雨はまだ明けていないのに、
関東では水不足が心配されるほど雨が降りません。
今年の夏の予定はみなさんいかがですか?
海に山。遊園地。花火。お祭り。
夏は気持ちも開放的に。
お察しのとおり何を嘆けばいいか思いつきません。
かき氷。
アイス。
風鈴
・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・
暑いですね
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こちらもかなり賛否両論!!!???
クリーピー 偽りの隣人
監督 黒沢清
出演 西島秀俊 香川照之 竹内結子 東出昌大 川口春奈
みなさんは引っ越しってしたことはありますか?
僕は子供のころ転勤族だったことも含め、大人になり一人暮らしをしてからも3回ほど引っ越しをしました。
はじめての一人暮らしのときに、お隣には挨拶に行くものだと思って(子供の頃の引っ越し先は全て社宅だったため、母とよくお隣などに挨拶に行っていたので)律儀にデパートで”つまらないもの”を3つ買って、両隣、下の階の部屋の人に挨拶に行きました。
しかし、、これ嘘偽りなしで3部屋とも人が住んでるはずなのに出なかったんですよね・・・
2回ほど時間をずらして行ったりしたのですが、出ませんでした。
たまたまタイミングが悪かったのでしょうか。
ただ今の御時世お隣に挨拶なんてしませんよね。(するのかな・・僕はそれ以降しなくなりました)
ましてや人によっては同じマンションの住民とエレベーターに乗るタイミングが一緒になりそうになったらわざと乗る時間をズラして一人で乗るなんて人も結構多いと思います。
時代が物騒になったことも手伝って、やはりどんどんそういった住居に関しては閉鎖的になってきていますね。
あらすじ
元刑事で犯罪心理学者の高倉は、6年前に起きた一家失踪事件について分析を求められる。
そして失踪事件の唯一の生き残りである長女と出会う。
一方高倉が妻と新しく引っ越してきた家の隣人西野は、どこか奇妙な様子の家族だった。
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結構前にこのブログで紹介した西島秀俊さん主演の映画「CUT」。
この映画もかなり賛否両論でしたが、今回のクリーピーもみなさんの映画レビューを観てみると意見がバラバラでした。
西島秀俊さん・香川照之さん
ドラマ「ダブルフェイス」をはじめ、MOZUシリーズ、そしてドラマ「流星ワゴン」に続きもはや日本ドラマ界で最強タッグと言っても過言ではない二人。
基本的に厳格な演技の西島さんに対して、毎回变化する演技を見せつける香川さんをぶつけていくこの二人のスタイル。
この映画の予告編をみてみると、相当に不気味な香川さんが合間観ることができますが、見事に変人ぶりを演じきっています。
香川さんの变化ぶりはこの映画の大きな見どころの一つですね。
対する西島さんはいつものように”西島さんが演じる役者さん”ですが、今回はセリフ(脚本的要素)に少し甘みが出ています。
MOZUと流星ワゴンが混じっている雰囲気ですね。
さて賛否両論となっておりますこの映画、
”ダメな人には本当にダメな映画”
”高い評価する人はとことん高い”
という印象でした。
映画について、評価が分かれる要素として大きく2つあるのかなと。
1つは
「映画」というものは自分の中で完結・理解を深めていくものと思っている人。
2つ目は
「映画」は映画の中でしっかりと鑑賞者が理解できるように全てを演出するべきだということ。
この2つ。
この大まかな2つに観る人も分かれるため賛否が分かれるわけですね。
評価が高い映画というのは
この2つが良い割合で交じり合っているものだと思います。
(あくまで大衆的に”評価が高い”という点で)
そして今回の映画「クリーピー 偽りの隣人」
というよりは「黒沢清」という映画監督はあまり物語の中でいちいち繊細な詳細を描きたがらない・映さない監督です。
評価が高い人は揃って、黒沢清監督の”あまり詳細を描かない”という演出を知っている方が多いですね。
そして”それこそが映画なんだ!!”という方の意見です。
逆に、否定派の意見としてはそのまま
その繊細な詳細を描きたがらない・映さないことに対して否定的な意見が多いですね。
そういった要素が否定派の方には”不親切”と感じるようです。
おっとっと、、、話が映画の内容からレビュー評価みたいな内容に変わってしまいました・・・!
どうやってこの映画に飛び込んでいくかは、アナタ次第!!!
西島さん・香川さんという名コンビが出ているので話題はこの二人にどうしても目がいってしまいますが、脇を固める俳優陣にも注目です。
竹内結子さん
かなり個人的な見解ですが、もはやこういった映画に竹内さんが出ている時点で奇妙な気がするのは気のせいでしょうか。
今回黒澤監督や出演者を一番驚かしたのも竹内さんだと話がありましたね。
作中のシーンで(これは予告編でも映ってます)竹内さんが叫ぶシーンがあるのですが、その演技を役者・監督・スタッフとも撮影で見守っているわけですが、その叫び方がみなさんかなり驚き印象深かったそうです。
実際に僕も映画館で観ていましたが、驚きました。
なんだろう。驚き。恐怖。違和感。
こう身体の奥が変にざわざわする感覚が、彼女の演技を観ていて、聴いていて芽生えました。
監督の話によると、その演技の前に竹内さんに「内側に向って叫びますか?外側に向ってですか」と言われたそうです。
監督の答えは「外側でお願いします」と。
そしてその答えが映画の中の演技だったのです。
いやぁしびれる。かっこいい。
川口春奈さん。
彼女の演技をほとんど目にしたことがなかったのですが、今回観て印象深かったのがとても堂々としていたということ。
恐らくまだ女優さんの中では新人の部類だと思うし(違ったらすみません)そこまで大きく評価されている女優さんではない(違ったら本当すみません)と思うのですが、とても堂々としていた。
出演シーンは限られているし、西島さんと東出さんとの共演シーンしかないですが、”しっかりその場は自分のものにしていた感”が強く出ていてとても印象的でした。
実は一番不気味に感じていた東出昌大さん。
西島さん演じる高倉の元同僚で、現在も刑事・野上演じる東出昌大さん。
僕は個人的に映画「クリーピー演技大賞」をあげるなら、この東出昌大さんにあげたいぐらい演技が素晴らしかったです。
”謎を追いかける刑事・野上”として公式HP上でも紹介されていますが
僕は野上自体が謎めきすぎて、一番注意をして観ていた人物でした。
その理由は映画上の野上を観ていればわかることでしょう・・・・
映画「ソロモンの偽証」で主役に大抜擢された藤野涼子さんもこの映画ではかなりのキーポイントになっています。まだ16歳ということで、しばらくは学業を優先にして俳優業を続けていくそうです。16歳・・・若い。未来が楽しみな女優さんです。
ズラズラずらずらと書いてしまいましたが、映画は楽しく観るのが一番です。
サスペンス・ホラーですが色々とツッコミを入れて面白く観るのもよし!
展開に気持ち悪さを感じてドキドキするのもよし!
是非!!!
10/21からサンフランシスコのメキシコ街の映画館で上映....
http://www.roxie.com/ai1ec_event/creepy/?instance_id=14970
by サンフランシスコ人 (2016-10-07 01:31)